痛みの原因や解消方法

医療

血管の拡張が原因

片頭痛とは、血液の流れにあわせてズキンズキンと痛む頭痛のことです。多くの場合は、左右どちらか片方のこめかみの周辺に生じます。直接的な原因は、血管が拡張して血流が一気に良くなることにあります。広がった血管内を多くの血液が流れるため、その勢いで周辺の神経が刺激されることが原因となっているのです。血液の流れにあわせた痛みが生じるのは、そのためです。血管の拡張が原因ですから、片頭痛の治療は、血管を収縮させる作用のある薬によっておこなわれます。血管が収縮すれば、血流が神経を刺激することはなくなり、痛みもおさまっていくのです。ただし薬で痛みを抑えたとしても、血管が再び拡張すれば、症状も再び起こるようになります。血管はストレスによって拡張しやすくなるので、片頭痛を根本的に解消するためには、ストレスをためこまないようにすることが重要と言えます。そしてそのために有効とされているのは、心療内科での心のケアです。現在はストレス社会と言われるほどストレスを抱える人が増えているため、片頭痛の治療のために心療内科を受診する人も、多くなっていくと予想されています。

痛みを和らげる方法

片頭痛の痛みの強さには個人差がありますが、中には吐き気をもよおしたり日常生活に支障を来たしたりするほど強く痛むという人もいます。痛みが強いと、治療のために医療機関を受診することも困難になります。そのような場合には、ガーゼに包んだ保冷剤などをこめかみにあてがって冷やすと、痛みが緩和されやすくなります。入浴時には血行が良くなりますが、それは湯船のお湯によって体が温まって血管が拡張するからです。逆に、冷やせば血管は収縮し、血液が流れにくくなるのです。血液が流れにくくなれば、片頭痛の痛みは和らいでいきます。さらに、カフェインが含まれている飲み物を飲むことも、有効とされています。カフェインには、血管を収縮させる作用があるのです。また、先述したように片頭痛にはストレスが大きくかかわっています。そしてカフェインには、気持ちを落ち着ける作用もあるので、その点でも片頭痛対策として有効と言えるのです。ある程度痛みがおさまれば、医療機関に足を運び治療を受けることも可能になります。